大倉桃山コースのガイドレポート

2019年
05月16日

あいちシルバーカレッジ東海校第4期生まち歩きサークル様ガイド

本日、5月16日(木)午前10時から、あいちシルバーカレッジ

東海校まち歩きサークル23名様を案内しました。

コースは市役所~青木塚~延命寺~山祇社~大府観音~桃山公園~

大倉公園です。

約2時間かけて案内いたしました。

まずは青木塚では、由来と石ヶ瀬の戦いについて説明しました。

次の延命寺へ移動しました。

延命寺については、天台宗の寺院。山号は宝龍山。

本尊は延命地蔵菩薩です。
開山は、鎌倉時代に盛祐上人によって創建された寺院と言われる。

かつては七堂伽藍を備え寺家六坊を有していた、

大規模な寺院であったとされるが、戦火により大永年中に消失し、

比叡山より慶済法印が来られて、中興開山とし再建された。
室町時代には勅願所となり、後奈良天皇より(天文2年)寶龍山の口宣案と勅額をいただく。

二世仙慶も比叡山より来錫し、三世真慶は緒川城主水野家より、

出家した人であったなど、由来を説明しました。
現在は、本堂、客殿、文殊楼門 (山門)、庫裏 (くり)、

茶室などの建物があり、愛知県指定・大府市指定の文化財を多数有している。
文殊楼門については、
山門は、大府市唯一の仁王門であり、高さ10.3m、札所では屈指の風格をそなえている。
総桧造りの二階建で下部には屋根がない。
楼上に知恵の神様「文殊菩薩」が安置されていることから、

「文殊楼門」と呼ばれている。
二階には後奈良天皇から頂いた「宝龍山」の勅額が掲げてあると来歴を説明しました。

次の山祇社へ移動しました。

山祇社は、 大山祇命、倉稲魂神を祀り、本殿右に稲荷大明神、

天王社(津島社)が合祀されている由来の説明をしました。

次は大府観音です。

昔、大府観音辺りは、雑草が生い茂り田畑の収穫は悪く、住民の不幸がつずいた。
人々は、あまり寄り付かず村人は困っていた。

「柴垣法隆」と言うお坊さんが中心になり有志で御祈祷をし、

御堂を建て「観世音菩薩」を祀り供養したところ、

住民たちの不幸が無くなり、田畑の収穫も順調に良くなったそうだ。

それからは、この観世音菩薩は住民たちから、「観音さま」と慕われ参拝する人も増えた。

この辺りの言い伝えでは、桶狭間の戦いで敗れた、兵士が処刑された場所と言われている。

次の桃山公園へ移動しました。

桃山公園では、高さ17mの風車モニュメントの由来と、

桃山の竜神さん由来、そして、ガンジ山の地名が、

「桃山」と呼び名が変わった理由の説明をしました。

次に大倉公園に移動しました。

大倉公園では、茅葺門、休憩棟、防空壕、ひょうたん池のカッパ像の説明と、
大倉和親が大倉別荘を築造した由来の説明をしました。
これで、予定どうりコース案内ができました。
皆様、ご訪問有難うございました。

 

 

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ガイドコース紹介

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  2. 2
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  3. 3
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  5. 5
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  6. 6
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  7. 7
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