03月24日
加藤勝宏御一行様ガイド
本日(3/24)のお客様は、加藤勝宏御一行様7名です。コースはお客様の要望で、大倉公園と延命寺の2か所を90分での案内です。
まず、はじめに茅葺門です。
この茅葺門は旧大倉和親別荘の表門として、大正10年に建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されました。
旧大倉和親別荘時代の表門は、門の両側に使用人などが居住していたとされる付属屋もあり、立派なものであったと説明しました。
次に、休憩棟に移動しました。
休憩棟では、
休憩棟は、入母屋造り、平屋建で建築面積は209.21㎡で、平面はL字形で、部屋の配列が鴈行形になっているところに特徴がある。客の動線は長くなるものの、L字形の北西角にあたるところに配膳室などを置くことにより、サービス動線を短くするという合理的な平面になっていると説明しました。
次に、歴史民俗資料館に移動しました。
歴史民俗資料館では、資料館スタッフの相羽さんの創作紙芝居を鑑賞して頂きました。
次に、延命寺に移動しました。
延命寺では、天台宗の寺院、山号は宝龍山、本尊は延命地蔵菩薩です。開山は、鎌倉時代に盛祐上人によって創建された寺院と言われています。かつては七堂伽藍を備え寺家六坊を有していた大規模な寺院であったとされるが戦火により大永年中に消失し、比叡山より慶済法印が来られて、中興開山とし再建された。
室町時代には勅願所となり、後奈良天皇より寶龍山の口宣案と勅額をいただく。二世仙慶も比叡山より来錫し、三世真慶は緒川城主水野家より出家した人であったなどいろいろ説明しました。
現在は、本堂、客殿、文殊楼門、庫裏、茶室などの建物があり、文殊楼門については、大府市唯一の仁王門であり、高さ10.3m、総桧造りの二階建で下部には屋根がない。楼上に知恵の神様「文殊菩薩」が安置されていることから「文殊楼門」と呼ばれている。二階には後奈良天皇(ごならてんのう)から頂いた「宝龍山」の勅額が掲げてあると説明しました。
これで、本日のガイドは予定どおり90分で終了できました。加藤勝宏御一行様ご訪問ありがとうございました。またのご縁を期待しています。