神田コースのガイドレポート

2021年
08月21日

長谷川ご夫婦様ガイド

本日(令和3年8月21日)のお客様は、長谷川ご夫婦様を横根フリーコースA(普門寺~藤井神社~明神樋門~明神川逆水樋門~普門寺)の案内です。

まずは、普門寺の案内です。

普門寺では、

曹洞宗の寺で山号は海雲山です。ご本尊は十一面観世音菩薩であり、秘仏で17年に1回のご開帳される。明和七年のご開帳時に、版木に作成した当山由来記には、海雲山と号し、普門寺と称する由以が記されていることが分かった。なぜ寺が建てられたかとの言い伝えがあります。白鳳時代、この辺りは海岸であった。夜ごと海上に光るものがあり、村人の関心を集めていた。ある夜、慈悲深い老人の夢に観音菩薩が現れて、「速やかに堂を建て我を安置せよ」 とお告げがあった。翌朝、海岸に出て観音立像を発見し、白鳳元 観音堂を建立して安置したという霊験譚が残っていると説明しまた。

次に藤井神社へ移動しました。

藤井神社では、

祭神は天照皇大神・須佐之男命・大山祇命の三柱を祀り、相殿の神として二一柱が鎮座する。創建の年代は明確でないが、「社伝」によれば、源頼朝の勧請といわれる。建久元年十月三日に、頼朝は鎌倉を出発し、鳴海を経、同月二五日野間で亡父義朝の菩提を弔い、翌二年鎌倉への帰途にこの地へ藤井大明神を勧請したと説明しました。

次に明神樋門・明神川逆水樋門へ移動しました・

明神樋門では、

農業用水の排水用に開削された五箇村川が、明神川と交差するところに造られた樋門。二連のアーチ造りは石積み、その上部は人造石工法により築造。築造後119年を超した現在も機能している。

 五ヶ村川の流域一帯はかつて入江であったが、新田開発に伴い尾張・三河の両方から干拓工事がなされて境川の堤が築かれ、水は自然に境川に流れ込んでいた。1677年ごろには、境川の川底は上流から流された土砂のために高くなり、雨降りには稲が水につかるようになった。北尾・近崎・大脇(現豊明市)の諸村は、横根村地内に新しい川を境川に沿って開削し水を海へ流すことにした。それについて、境川に流れ落ちる大坪・皆瀬・明神・砂川の諸河川の下に樋門を築くことも含まれ、難工事であったと説明した。

明神川逆水樋門では、

明神川が境川に流れ込むところの境川堤防下に造られた樋門。境川からの逆流を防ぐことも兼ねている、アーチ形状の樋門。人造石工法によって造られ、築造後105年を超した現在も用いられているとと説明しました。

次に普門寺に戻りました。これで、本日のコースを予定通り2時間で案内しました。

長谷川ご夫婦様ご訪問有難う御座いました。

またのご縁を期待しています。

よろしくお願いします。

最新ガイドレポート

ガイドコース紹介

  1. 1
    藤井神社
  2. 2
    明神樋門
  3. 3
    普門寺
  4. 4
    極楽寺
  5. 5
    賢聖院
  6. 6
    山之神社
  7. 7
    五箇村川と改修之碑
  8. 8
    神明社
  9. 9
    光善寺
  10. 10
    早川ぶどう園
  11. 11
    二ッ池公園
  12. 12
    至学館大学
  13. 13
    大府みどり
    公園