11月03日
2019年共長公民館まつり歴史コーナーとふるさと歴史さんぽ
毎年恒例の共長公民館まつりは、今年11/2㈯3日㈰の二日間にわたり開催されました。ふるさとガイドおおぶのメンバーは共和西の歴史コーナーのお手伝いに参加しました。
会場に入ると早速、さんぽ参加者を募る板倉さんと林さんに遭遇
ご挨拶した後、歴史コーナーのある2階の会場へ向かいました。
大府歴史民俗資料館や婦人会から提供された貴重な資料や写真、そしてジオラマまで展示されていて、大人から子供まで皆さんとても興味深くご覧になっていました。
クイズに参加する子供達
「洲の元子供会」の名前の由来を発見した方や
共和駅前に建つ大きなマンションの前には
「名古屋牛乳の工場があったよね」
↓
「その前には農協牛乳があったよね」
↓
「その前にはデンプン工場があったんだよ」
と世代により歴史をさかのぼっていったり。
古い写真を観て昔話に花が咲いて
世代を超えて共和を語り合える楽しい空間が広がっていました。
次に歴史さんぽの様子をご紹介します。
八ツ屋という地名の由来の説明の後、土地を開墾した村人が村の守りとして村外れに造った八ツ屋神明社へ。今では「金メダル神社」として名が知られている神社ですが先月令和天皇の御即位式があった為、垂れ幕が掲示されていました。
ここから東光寺に向かう途中、林さんが、古い家の軒の向きを見ると昔の道が通ってた方向がわかると教えてくださいました。
四国直傳弘法第七番の東光寺はお遍路をされる方から道を聞かれた経験のある人は、地元の人でも「説明しにくい」という場所にあります。
google地図参考までに→共和長草コースより東光寺③を選択
今ならスマホのナビで検索できますが携帯の無い時代はもっと大変だったかもしれません。
観音菩薩・薬師如来・弘法大師を祀った観音堂左手を進み
(手すりのあるスロープは助かります)
右手に経石塚があります。
この日特別に経石を観せて頂きました!
歴史さんぽに参加された方の特典なので申し訳ありません。m(_ _)m
ガラスの扉?の中に保管されている為現場でも詳細には確認できませんでしたが、一文字ずつ石に法華経の文字が書かれた石が38000個が納められていました。
次に、東光寺裏手にある瀬戸C古窯群を観に行く途中、庚申さまが祀られていたのでお参りしました。集落の入り口に祀られて、村人は健康や安全を祈願したそうです。
瀬戸C古窯群に着きました。実際あった場所はもっと東光寺に近い裏手にあったそうです。
発掘当時撮った写真を、林さんが観せてくださいました。
平成17年6月から調査がおこなわれ、古代末期から中世にかけての出土品が発見されました。
この辺りの地名は以前「瀬戸」と呼んでいたんですね。
約1時間ほどのお散歩。お天気も良く、いい運動と勉強になりました。