大倉桃山コースのガイドレポート

2019年
09月21日

桑名市シルバー人材センター歩く会様ガイド

 本日(9月20日)のお客様は、

桑名市シルバー人材センター歩く会様33名です。

コースは、大倉桃山コースですが、お客様の要望で、

短縮コース大倉公園→大府観音→青木塚を、約1時間15分で、

散策して頂きました。

大府駅に10時10分に集合しまして、

ガイドは2グループわかれて実施しました。

まずは大倉公園に移動しました。(他グループは青木塚逆回り)

               茅葺門

             休憩棟

        休憩棟内防空壕

             休憩棟内

           防空壕の換気口

この公園は、大正8年に日本陶器の初代社長大倉和親の、

別荘として築造されたものです。
 昭和2年には賀陽宮恒憲王殿下が、

この大倉別荘に滞在していて名古屋へ通われていました。

茅葺門は、旧大倉和親別荘の表門として大正10年に、
建てられたもので国の登録有形文化財に指定されいます。
 昭和54年に移築され大倉公園の入口の門となっています。
別荘当時は門の両側に使用人などが居住していたとされる、

6坪程の付属屋もあり、別荘全体が贅を尽くした、

立派なものであったことをしのばせます。
建造物は高さ5m、幅13m、奥行き4mです。
 現在市制50周年行事として、大府市と都市間交流を行っている、

岩手県遠野市の職人の手により葺き替え工事をしています。

休憩棟は国の登録有形文化財です。
この休憩棟は旧大倉和親別荘の客人をもてなす離れとして使われた建物です。

庭を囲むようL字型に配置された部屋は広縁でつながれております。

 現在はお茶会や盆梅展の会場として多くの方に利用されています。
休憩棟内には、太平洋戦争中に造られたとされる、

鉄筋コンクリート造の防空壕があります。

その広さは902㎡  、高さ2.45m、東西4.1m、南北2.2mです。

と説明しまいた。

次に、大府観音へ移動しました。

 

昔、石亀土公園辺りは、雑草が生い茂り田畑の収穫は悪く、

住民の不幸がつずいた。
人々は、あまり寄り付かず村人は困っていた。

昭和29年それを知った柴垣法隆と言うお坊さんが中心になり、

有志で御祈祷をし御堂を建て「観世音菩薩」を祀り供養したところ、

住民たちの不幸が無くなり、田畑の収穫も順調に良くなったそうだ。

それからは、この観世音菩薩は住民たちから、

「観音さま」と慕われ参拝する人も増えた。
この辺りの言い伝えでは、桶狭間の戦いで敗れた、

兵士が処刑された場所と言われていると説明しました。

次に、青木塚に移動しました。

 言い伝えに依れば、水野信元に松平元康が仕掛けた、

石ケ瀬の戦がありました。
 戦は、此の近辺で行われたと言われどちらの武将か分からないが、

傷ついて追い詰められ、自刃をした場所と言われ、

近くの住民が気の毒に思い、塚を建て供養した所で、

今でも近くの方達が供養していと説明しました。

計画どうり1時間15分で案内できました。

桑名市シルバー人材センター歩く会様、

県外からのご訪問有難うございました。
県外からのお客様は、

ふるさとガイドおおぶ設立して初めてこことです。
皆様がたの規律、マナーの素晴らしさは、

見習わせていたできます。
またのご縁を期待しています。
よろしくお願いします。

 

 

 

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